台所を預かる身としては、献立には日々アタマを使う。最近はお買い得でアレンジの効くひき肉料理の出番が多い。
キーマカレー。

あっ、今写真を載せてから気づいた。とろみをつけるのを忘れていたことを。明日、片栗粉を溶かさねば。カレー粉は、エスビーの赤缶。そのほかローリエや塩こしょうなどで味を調えている。
あと、つみれ汁。

うどんやそばの、つけ汁にする。季節のお野菜を煮込んで、きのこたっぷりに。お肉も入ってボリューム感もよし。これだけで立派な1食になる。
夕食後に頑張って台所に立って、2品作った。明日はお料理しなくて済みそうだ。
もしもし
さて、今日は全国模試だった。鍼灸国試を想定した模試。順位も偏差値も出る。まさに受験生。
昨日も授業で去年の模試を解いた。おとといも、去年の模試を解いた。Google classroomでも、毎日90問の模試問題が送られてくる。模試、模試、もし、もし・・・・。まるで通話中だ。
そんななか、昨日午前中の実習では、クラスがどよめくような施術方法をご教授いただいた。
透刺
とおし、と読む。通す鍼である。どこへ?ツボからツボへ。?
つまり、こういうこと。

使った鍼は、長鍼といって、7寸だ。1寸が3㎝だから、21㎝もの鍼だ。めちゃくちゃ長い。そして太い。いつも使っているものは髪の毛より細いくらいとよく言われるが、昨日の長鍼は、針金くらいの太さがあったように感じる。
胃経は体幹部の前側を通り、膀胱経は背中側を通る。だからその2経絡を遠隔の足のツボで透刺し、肩の不調を挟み撃ちして治しちゃおう、という治療らしい。
見本として先生に透刺されたクラスのS君は、鍼を抜かれた後「あっ、ふくらはぎが涼しい!風が通り抜けてスースーする!」と言っていた。
私もペアのIさんから透刺の施術を受ける。しかし。

ここまででギブアップ。したのだけれど、それまであった右肩の痛みが無くなったのには驚いた。掃除機のかけ過ぎで、いつも動かす度に痛かったのに。肩関節の可動域も、よくなった。
Tさんのところに人だかりができている。私も野次馬で見に行くと、K君から内関・外関の透刺を受けているところだった。

ホラーのイラストじゃないですよ。
効能は、頭痛・嘔吐・便秘・耳聾などだそう。
さて、実習の翌日も、私の肩の痛みは消えたままだ。
透刺は刺激は強いが、効き目も強かった。
これで明日は掃除機が気持ちよくかけられると思う。