3連休初日、16~18年前まで勤めていた、前橋のあるマンモス小学校教員の集まりへ行った。
当時はベテラン・凄腕の先生方に囲まれ、色々助けていただきながら初の小学校勤務のイロハを学んだ。そんな先生方も、時は流れて、今は定年退職付近の年齢の方が多かったけれど、聞けば再任用制度などで再び現場で活躍されていたり、多趣味で忙しくされていたり、社会貢献されていたり、相変わらずバイタリティに溢れていた。
自分の事を言うと、「教職途中退職→新たな道へ」なので、若かりし頃を育ててもらった身としては先輩方にちょっと申し訳ないと思う気持ちもある。けれど、先輩方(に限らず皆ほとんど)は、新しい道へ進んだ自分に激励の言葉をくれる。まあ、確かに、自分の進む道は自分の直感に従うしかないのだ。
それにしても記憶というのは話しているうちに色々と蘇るもので、
「かおり先生、放課後音楽室で歌ったりピアノ弾いたりしてたのが聞こえてきたよね~。」
「それいったら言ったらO先生、私が引っ越ししたときに、アパートまで引っ越しそば持ってきてくれましたね。」とか、
「遠足の下見の時、学年の先生4人で行ったソースカツ丼の志多美屋が休みで食べられなかったんじゃなかった?」
「で、遠足当日は桐生が岡公園まで配達してもらって食べたのよ~!」
など、面白い(美味しい?)エピソードが芋づる式に出てくる。
このマンモス小学校を最後に、前橋からは異動になったので、本当に16年ぶりだ。
「懐かしい」と思えるものは、これからの人生、そうそう増やせるものではない。だから今までの私とつながりがあった人、土地、コミュニティは、たとえ離れてしまっても大事にしていきたいと思うようになった。これも、自分が「人生の秋」という時期に入ったからかもしれない。
大雪で試験を受けられないかも・・・
3連休最後の日には卒業に関する認定試験が予定されていた。そして大雪予報。
万が一受けられなかったら、卒業認定が危うくなる。そしてあるあるなのが、私の住んでいる地域は雪でも、学校のある前橋市は何も降ってない、という状況だ。クラスメイトの中で一番雪深い、山深いところに住んでいるのが私なのだ。

金曜日にそんな心配を話していると、クラスメイトのMさんが「うち泊まる~?」と言ってくれた。
「だめだよ!Mさん、娘さんが3連休中2日間高校入試だって言ってたじゃん!」
「あ、そっか。」
Mさんの優しさに感謝しつつ、3連休に入ってからも、こまめな降雪予測のチェックを欠かさない私。こんなことより勉強したいのに。
そして思い出される学校の先生の「今回は国試に準じた重要な試験なので。天候が心配なら事前に宿を取ることも考えて。」の言葉。
うーん。ネットでホテルプランの比較検討まで始める始末。こんなことより勉強したいのに。
決めた!
実家に泊まる。
実家はここから前橋も超え、そこからさらに1時間以上行ったところにある。とても遠い。
しかし、雪の心配はほぼゼロの地域だ。
宿をとって、もし雪が大して降らなかったら「損したな~。」と思うだろう。
でも、ここから2時間近くかかる実家に行くのは、大事な両親と会えるというプライスレスな経験が得られる。雪が降らなかったとしても「損したな~。」とは思わないだろう。
短い滞在だったが、両親の変わらない元気そうな顔を見ながら、美味しい食卓を囲めたことは私にとって何より価値があることだった。
実家で充電できたお陰か、認定試験の手応えもよかった。結果はまだこれからだが。