もうすぐ11月も終わりですね。

その前に(やっと)ふりかえりをしとこうと思います。

11月13日(木)に、吾妻郡学校保健会主催の健康教育学習会で講演させていただきました。

こども園・小中高の教職員の方々(主に養護教諭、保健主事、栄養士)が40名近く参加されました。

内容は、まずはじめに東洋医学の基本ベースになる考えをお話しました。少しだけ下にご紹介します。

中盤では、実際に鏡でご自分の舌を見て舌診してみたり、ツボを押して可動域の変化を体験してみたりしました。

また、なぜツボが効くのか科学的見地からせまってみました。

忙しい先生方に役立ちそうな、ありがちな不調に効くツボの紹介。

最後に、心身の不調を抱える子ども達への初期段階でのセルフケアに、東洋医学が何かできるのでは、という提言。

一部資料を抜粋して載せました。

参加いただいた先生方からのアンケートの声を一部ご紹介します。↓

●どこかが痛い、不調、というとき、つい薬に頼りがちですが、体や心の声に耳を傾け、東洋医学を活用したいと思いました。自分だけでなく、子ども達、保護者にも知識を提供し、自分で自分の健康を守れるよう、サポートしていけたらと思います。

●四診合算は、保健室での対応にとても似ているなと感じました。実際に舌の観察やツボ押しを体験することができ、とても参考になりました。

●体調によって舌の状態が変わるなど知らなかったので、自分の体の状態を知れる一つの方法かと改めて思いました。

●家庭でも学校でもやってみたいことをたくさん教えていただきましてありがとうございました。先生の声もテンポもとても心地よくて、全てのコーナーの内容がす~っと納得できた自分がいました。

●心と体はつながっていることを改めて勉強させていただきました。自傷やODの背景について考えさせられました。資料をゆっくり読ませていただきたいと思います。

●改めて「人の身体は複雑で神秘的なのだ」と感じることができました。保健室にも腹痛や頭痛など様々な症状を訴えて来校する児童が多いです。先生のお話から支援の手立てが増えました。

●今日教えていただいたツボは家庭や学校に持ち帰り、自分自身でやってみたり、教職員に教えてあげたいと思います。「現れる不快な症状にも意味がある」その通り、どこかしら身体に影響が出てきます。

自分の古巣、吾妻の教育畑で東洋医学のお話をする機会をいただけて、嬉しいです♪郡学校保健会理事の六合小中学校の各校長先生方、吾妻郡医師会のDr.には、準備から当日の運営まで大変お世話になりました。ありがとうございました。