期末テスト週間が終わった8月末あたりから、胃の調子が悪かった。逆流性食道炎のような症状もあり、しばらく様子を見ていたけれど、良くなる気配がないので9月上旬、いつものかかりつけDr.のところへ。

私の状態を診て、「固形食ダメ!もう流動食!」とのこと。先生にしては珍しく、ちょっとお叱りモード。

漢方薬は通常は煎じ薬なのだけれど、体調が悪いなか手軽に飲めるようにと顆粒のものを処方してもらった。六君子湯と安中散料。これがなぜか、めっちゃ美味しく感じる。香ばしくて、甘くて、懐かしい味。薬局の先生曰く、「それだけ、今のかおりさんに必要なものなんでしょうね。」うーむ。

おかゆとボーンブロスの日々。

こんな感じで骨付きの鶏肉と野菜を長時間ぐつぐつ煮込み・・・。

鶏肉を取り出して、スープと野菜をミキサーにかけドロドロ状にして飲む。

骨から髄の部分がスープに溶け出し、それが栄養的にかなりいいらしい。

しかし、スープとかおかゆとか、そればかりの生活が続くと、もちろん痩せてくるし、体力がなくなってくる。「そろそろいいかな?」と思って卵とか鶏肉本体とかを食べてみると、消化できないのか、その後モーレツに気持ち悪くなる。

ちょうど秋休みになったこともあり、10日間くらいそんな生活を送っていた。

そのうち、YouTubeで米粉のうどんの作り方を見かけた。私はグルテンフリーを実践している。へえ~美味しそう・・・。なんだかすごくうどんが食べたくなってきて、すぐに作ってみた。

米粉と片栗粉を水でこねて、伸ばして、包丁で切って、ゆでて・・・。

おいしい~♡めっちゃモチモチ!

もうそこから食欲に火が付いた。

グルテンフリー麺でキノコパスタ  カボチャのスープ鶏手羽先煮込み

あっ鶏肉消化、いけるじゃん!

油を使わないチャーハン   肉団子入りスープ

あっ卵消化、いけるじゃん!

普段控えている甘いものまで手を出す始末。

お団子を作ってみた。あんこは市販。私には甘過ぎだから少量添える。緑茶を飲み過ぎたせいかちょっと胸焼け。

私の休日ランチの定番。ここまで来るとだいぶいつも通り。

あ~食べるって楽しい!幸せ!

美味しく食べられるって、健康に大事なことだなんて誰もが知っていると思うけど、今回身に染みて感じた。

生きるって食べること、食べ続けることなんだなって。

今回、じいっと食養生&それ以外の療養(内容を書き切れないのでまた別のときに)して耐えていた期間が長かったから「あ~、ちゃんとよくなるのかなあ・・・。」なんて心配になっていたけど、それだけに自然に自分の体調が上向いてきたときは感激。

何をしても大丈夫なカラダを持っているよりも、

崩してしまった体調を自力で(いつものDr.や薬剤師さんの漢方や心配してくれた家族、クラスメイト、先生のおかげではもちろんあります!)立て直したときの喜びは本当に大きい。