昨夜、高校時代の友人の誕生日が数日過ぎてしまっていたことに気づき、慌ててメッセージを送った。
毎年忘れず送っていたのに、やってしまった。
友人は快く返信をしてくれ、しばし近況報告し合う。
「ブログ、見たよ!カブトの話とか笑えたよ。」あれね。夫がね。
高校時代の懐かしい話などが続いたあと、私に刺激されてやってみたいと思っていたことに挑戦してみようかと思っているという。
そんな人を刺激するほどのことをしているとは思わないけれど、決まっていない未来に向かってあれこれできるのは、恵まれている証拠かもしれない。
3連休だ。(世間は)
しかし、私は違う。昨日の土曜日は1日実力判定試験、明日の祝日は普通に授業日である。
もちろんクラスメイトもそうである。そして先生方も。老若男女、色々な人が学校にはいるけれど、みんな日々臨床家になるには通らなければならない道を歩いている。
しかし、一番大変なのは先生達だろうなと思う。
テストは、受けるより作る方が何倍も大変なのだと知ったのは、新卒で中学校教員になった22歳の時だった。
私がよくYouTubeを聞いているDr.よしりんは、
「映画を、見たことがあるのと作ったことがあるのは大違い。
論文も、読んだことがあるのと書いたことがあるのは大違い。」と言っていたけど、
テストも、受けたことがあるのと作ったことがあるのは大違いなのだと思う。
星の数ほどの国試対策問題を作って下さって、本当にいかほどの時間が費やされているのかと思うと頭が下がる。
そしてうちの学校は前身が予備校だったというのもあって、目指せ合格!というメソッドには本当に隙が無い。
先日は、授業中に卒業した先輩方が数名激励に来て下さって、合格を祈願してみんなでダルマに目入れをする、という儀式が行われた。
鍼灸学科長が、「では、現役生からの代表あいさつを、え~・・・では、かおりさん。」と突然振ってきなさったので、いえいえそこはクラス委員に・・・とT君に先によろしく頼んでから、年の功で私からもお礼を述べさせていただく。

これらのダルマが、国試まで教室で私たちの様子を見守る。