もうすぐクリスマスだ。キリスト教徒ではないけれど、この時期はイルミネーションや赤と緑のクリスマスカラーに心躍る。そして、私は、クリスマスの音楽が好きだ。

普段は歌の入っている音楽より、器楽中心の音楽を好む傾向にあるけれど、クリスマス音楽は歌が入っている方がテンションが上がる。例えば「もろびとこぞりて」「荒野の果てに」とか。賛美歌ですね。
何年か前に、所属していた前橋市民吹奏楽団で演奏した、アルフレッド・リードのクリスマスセレブレーションはよかったですね。合唱団もバックに入ってくれて、クリスマス気分大盛り上がりでした。
クリスマスに近い日に冬至がある。
この日はお日様が出ている時間が一番短い日、ということになるけれど、東洋医学的に言うとこれは「陰極まる」という状態だ。そして鍼灸学生の人なら「陰極まれば・・・?」に続く言葉として、「陽となる!」と続きたいところ。
陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となる
東洋医学概論でいうところの、「転化」です。
なんかこのことを学んだとき、ビビッときた。
なにごとも、状態は変化するのだと。
平家物語の「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。」や、
方丈記の「ゆく川の流れは絶えずして、しかもも水に水にあらず」など、
先人達のものごとの本質を突いた言葉にも、心が静かになる瞬間があります。
ちょっと話はそれましたが、そんな大きな変化である冬至、元旦とも近い。
元旦はもちろん1年の初めとして厳かに迎えたいところではありますが、自分としては一番陰極まる日、冬至をスタート地点として、来年に向けての準備を進めようかと思っています。
来年のカレンダーをやスケジュール帳をおろすとか、来年始めたいことに関して具体的に動き始めたりだとか。
きっとよいスタートがきれる気が、いまからしています。
みなさんはどんな来年にしたいでしょうか?是非、冬至、陰極まる日にそのスタートを切ってみてはいかがでしょうか。
さいごに、5日の満月(コールドムーン)の写真を。

夕方、帰宅してから撮りましたが、東の空に昇った月は「日の出?!」と思うくらい、大きく輝いていてきれいでした。こんな情景を見ると、大宇宙の中で生きているな~と実感します。
明日から1週間、期末テストです。初日は公衆衛生学。勉強せねば。