年末だ。大掃除だ。断捨離だ。
モノと言うのは、つくづく買い揃えるより処理する方がエネルギーを使うと思う。
年をとると、なかなか家の中の片付けが難しくなるというのもうなずける。
反対に、モノを整理整頓し、自分にとって本当に必要品のみを見極め、数少ないお気に入りをきれいに収納している人は、知的で若々しくステキだ♡
この年末で家の中全ての領域をきれいにすることは無理だったが、それでもだいぶモノを減らしてすっきりとできた。さあ、後はこれら大量の不要品を車に載せて地域の清掃センターへ・・・・というところで、なんと清掃センター入り口にて「本日は受付を終了しました」の看板!
午後もやっていると思いきや、受付は正午までだったという・・・・。
それからは気が抜けて、なんというか戦意喪失だ。不要品でバックミラーが見えない車で、銀行やら郵便局やら寄って、年末の忙しい用事を済ませて帰ってきた。
コーヒータイムで気の補充。友達の結婚祝いのお返しにいただいた素敵なカップで。

気が抜けた、と言いましたが、気って、本当にあるんですよ。
ただ、物質ではないです。エネルギー状のものというか、はたらきというか。
東洋医学では気は主なもので4種類あります。
①原気(げんき)
②宗気(そうき)
③営気(えいき)
④衛気(えき)
原気は、臍下丹田にある先天の精が変化したもの。つまり、両親から受け継いだものですね。
宗気は胸に集まり、心肺の機能に関わります。
営気は血とともに脈中に集まり、全身を栄養します。
衛気は脈外、主に脈外をめぐり外邪の侵襲を防ぎます。地球で言えばオゾン層のような、バリア機能を果たしているそうです。面白いのは、この衛気、昼に体表を25周、夜に体内を25周めぐっており、そこから換算するに、経穴刺激が全身に効いてくるのは30分後らしいです。
衛気がバリア機能として全身をめぐっていることと合わせて考えると、ツボというのは体表に近い部分にあるから、鍼をそんなに深く刺さなくても効かせることは可能なのかも・・・という気がしてきます。
もちろん、ツボ以外でも特定の筋に刺す施術、例えば梨状筋症候群とかは臀部の柔らかいところに3センチ以上刺して狙いますし、深く刺すことが効果的な場合もありますが。
傳明(でんめい)先生
最近興味があるのは、大分県の首藤傳明先生による超旋刺という方法です。この方、色んな本も書かれているのですが、すごく読みやすい!分かりやすい!鍼の世界では超一流なのに全然気取ってないところが好きなのです。ちょっと前に、大分県に4000万円の消防車を寄贈されたようですが、ニュースでは鍼灸師ということは一切触れられず、ただの高齢の一般市民が善いことをしてくれた的な報道になっていました。まあ、インタビューする人も90代の方に「現在のご職業は?」とは聞かなくていいやと思ったんですかね。
で、傳明先生の超旋刺は、体内にほとんど刺入しない。刺入したとしても3㎜程度。で、すぐに抜く。これなら、鍼が怖い人や痛いのが苦手な人,子どもでもいける。
ただ前提として、傳明先生はその人のからだの状態を診るのがすごくうまい。「ここが虚してる」とか「この方は、左のほうが症状が強いですね。」とか。
学校の図書室で傳明先生のDVDと本を借りてきたので、冬休みに少しずつ研究している。そして、年末年始の親戚の集まりでは、私の臨床経験に役立たせるべく、色々な人に脈診やら舌診やら切経やらさせてもらおうと思う。可能なら、鍼も。