先週1週間、期末テストだった。もう、国試に向けてシフトチェンジをしているので、学校のひとつひとつの教科テストはまあ大体点が取れれば・・・という思いでいる。だから今回はそれほどガツンガツンに根を詰めずに勉強してきた。もうここまで来ると、心身共によいコンディションでいることが一番の受験対策だ。
この週末はもう勉強しないと決めていた。脳を休めよう。
今日は娘と出かけ、服を買う。最近、美輪明宏さんのYouTubeで「色にはそれぞれパワーがある」という主旨のことを聞いた娘、ラッキーカラーとして赤い服がいいとの情報を得る。店内でも赤い服を選んで吟味している。私が「あなたね、黒とか灰色とか暗い色の服ばかりじゃなくて、もっときれいな色の服も着てみたら?」といくらアドバイスしても聞かなかったのに。母の言うことは聞かなくても、たまたま耳にした美輪明宏さんの言うことなら聞くんだな・・・。
まあでも母が「これ、いいんじゃない?」と選んであげた白いセーターも気に入ったようだからよしとするか。赤と白、2色のセーターお買い上げ~。

おめでたい感じでいいじゃないですか。そう、紅白は祝いの色でもある。
冬は赤い色に心ひかれる。サンタさんも赤い服だし。きっと、赤が五行論でいうところの火行の色、つまり陽中の陽の色であるからだろう。

上の表に色は入ってませんが、赤は火行、つまり夏と同じ行のところの色なんです。暑い夏に、赤色は暑苦しい。人は中庸を求めるため、逆の性質のものに惹かれる。
今は、冬、水行の季節。水行は、陰中の陰。そして該当する色は、黒。ただでさえ寒くて、日が出ている時間も短いこの季節、黒色はちょっとさみしい気分になってしまう。だから、真反対の性質を持つ赤色に心ひかれるんじゃないかしら?


暑ければ涼を求め、
寒ければ暖をとり、
暗ければ光を求め、
まぶしすぎれば陰(かげ)に入る。
逆の性質を求め、バランスを取り中庸でいようとするということ。
まさに黄帝内経にある「陰実すれば陽実し、陰虚すれば陽虚す。陽実すれば陰実し、陽虚すれば陰実す。」かと。
本当に、ものごとをマクロでとらえるこういうところが、この学問の美しいところだなあと感動する。