先週のこと。
ガタガタン!と車庫で音がする。
期末テスト前で早帰りの娘が、自転車で帰ってきたようだ。
「ただいま~。ママ、鍼灸して。」
「別にいいけど。」
給食を食べた後からおなかが痛いという。めずらしい。
施術ベッドに寝てもらい、診察。少々舌に歯痕がある。余計な物も溜まっているのかもしれない。
「いつもママ言っているけど、お菓子とかアイスとかはよくないと思いますけどね。」
我が家は基本買わないそれらの物を、娘は、隣接したおばあちゃんの家へ行ってはこっそり調達してくる。
施術は、足三里・豊隆・中脘に鍼。そして天枢に紫雲膏灸。簡潔に終了。
むっくり起き上がると、、「あ、痛みなくなった。」とのこと。
よかったね。
その足で娘は食品パントリーをガサゴソやって、
「アハハ、何これ、ハッピー〇ーン、ケチだ~!1枚包装になってやんの。」と言っている。
「ちょっと待って、それ食べるんじゃないでしょうね。今おなか痛いって言ってた人が。」
「あ?ああ・・・。」
つくづく、虚実で言えば娘は実証だと思う。
虚とは、必要なものが足りてない状況。
実とは、必要なものが余分・過剰になっている状況。
どちらもバランスはよろしくなくて、一番いいのは「平」つまり、中庸だ。
実証の場合、余計な物を取り除けばケロリとすることも多い。そして実証は割と体の強い、タフな人が多い。ストレスがあると太るタイプ。あとマッチョな人。
虚証の場合、足りない物を補って養生する必要があるから、一朝一夕には治りにくい。ストレスがあるとゲッソリするタイプ。細身な人。
そして、そのどちらの要素をも併せ持つ「虚実夾雑証」というものもある。これは治すのにややこしい。
私たちは母娘で全く性格が違うのだけれど、それは気質の違い、ひいては体質の違いによるものが大きいと思う。
これはどこから来ているのかと言えば、東洋医学的には腎精、西洋医学的にはDNAだ。これは両親から受け継ぐと言われるが、圧倒的に父親の家系から受け継いだのだと思われるタフな肉体を持って生まれてきた娘。おかしいな、私のおなかから生まれてきたはずなのに。わたしの要素がほとんどない・・・。
口が達者なのは私にそっくりだと夫は言うけれど。